梅毒の症状は初期症状であれば治療に要する時間も短いです。また末期症状になると治りも遅くなります。

梅毒の症状

梅毒の症状は病原菌
「トレポネーマ」の悪行によって起こる症状であり性感染症です。

梅毒の症状は初期症状から末期症状によって大きく4つに分ける事ができ、第一期・第二期・第三期・第四期としています。治療するにあたり当然の事ですが、初期症状であれば治りも早く、病状が進んでいくにつれて治りもどんどん遅くなります。

ただ、症状は治りますが根源から完治という意味ではまだこの世には術がありません。薬の投与で症状自体は治癒しても終生免疫はなく再感染という事に至ります。ただ、再感染を防ぐ事は可能です。梅毒の感染源である感染者が次の感染を防ぐ事ができれば梅毒は根源から断つ事ができるでしょう。

しかし、それは現実的ではなく、今非常に厄介な問題となっているのが現状です。過去に遡りますが、1940年代にペニシリンの普及後、梅毒の発症は激減したかにみえましたが、1999年に世界中で約1,200万人の新規感染が起こったと考えられ、その9割以上が発展途上の国での感染となっています。

さらに2000年を堺に世界中で感染率が増加している傾向にあります。ヒト免疫不全ウィルスと併発する場合があり、売春やコンドームを使わないといった、ゲイによる性行為に起因しています。つまり梅毒は性行為を介して感染します。

男性同士の性行為のみならず妊娠中、出産における母子感染が原因となる先天性梅毒もあります。梅毒の症状を放っておくと最悪の結末を迎えてしまいます。手遅れになる前には治療が大切です。梅毒は15世紀末に発見され、ヨーロッパ全土に蔓延し、世界中に拡散していきました。

しかし、感染者が今も増え続けているのは事実、梅毒はもう過去の病気として捉えるのはよくありません。ここでは梅毒の症状、また梅毒の原因や検査など治療法を交えてお話をしていきます。

梅毒の症状・第一期の初期症状

梅毒の症状は無症候性梅毒といって性器にあまり症状がでないケースもあるので非常に厄介な性感染症といえます。クラミジアとは違い、妊娠した場合には梅毒検査が義務になっています。その内の0.2%は梅毒がみつかっているのが事実です。

ちなみに救いという言い方はおかしいかと思いますが、国が梅毒検査を義務付けてくれたお陰で先天性による梅毒が大幅に減っている事も事実です。梅毒の症状は感染してから3週間~3ヵ月までの期間を一括りで第一期梅毒と呼びます。

症状は約3週間ほど日数が経過後、梅毒の初期症状として、感染した局所に小さい物は5ミリから大きい物は2センチ程の「しこり」ができます。このしこりは時間経過と共に次第に硬くなり腫瘍となります。その潰瘍が(軟性下疳)となります。

この潰瘍自体にかゆみや痛みもなく厄介なのは自覚症状すらほとんどないという事。通常この症状がでる際は1個のみできる事が多いケースですが、ごく稀ではありますが複数できるといったケースも確認されています。数が多い少ないからといって特に病状が深刻になるという話しはありません。

この「しこり」「潰瘍」がみられる部位は男性の場合は冠状溝や亀頭、包皮にあたります。女性では子宮頸部と大小陰唇にあたります。稀なケースでは唇や口、手の指にも症状がみられる事もあります。「しこり」「潰瘍」の症状が出てからほんの少し時間差で両脚の太もものつけねのリンパが腫れてきます。

この場合も痛みは全くないので放っておいてしまうのがほとんどです。女性に至っては性器を自身でみる事ができないまたは、みる機会がほとんどないこともあって無痛性の症状に気付く事ができないケースもあります。

男性に至っては症状に気づくも痛みなどがないという事から、少し恥ずかしさもあり病院での診察を受けない事もあり、この時点で早期治療の機会を逃しています。ただ、この症状「しこり」「潰瘍」は2週間~3週間程度で消え、次の新しい症状がみえはじめる3ヵ月後まで無症状となり俗に言う第二期への潜伏となります。この3ヵ月後が第二期梅毒となります。

梅毒の症状・第二期の症状

梅毒の症状第二期は感染してから3ヵ月~3年までの期間を第二期梅毒と呼びます。梅毒に感染してから約3ヵ月時間が経過すると、第二期の初期症状として「梅毒トレポネーマ」が全身に拡散し、皮膚や粘膜の発疹、臓器梅毒の症状が現れます。この第二期梅毒の発疹症状は下記の症状があります。

  • バラ疹(薔薇の花ビラが散ったように見えることからバラ疹と言われています。これは全身にみられる症状で、色は紅や赤みかかった紫などが多く、この一つの大きさは1センチ~2センチ程度です。厄介なのはこの症状も無痛性なので、初期症状のしこりや潰瘍と同じで時間が経つにつれおさまります。この発疹で梅毒感染している事に気付くのが大半のケースです。)
  • 梅毒性丘疹(バラ疹の症状がひき、次の症状が梅毒性丘疹となります。見た目でいうとバラ疹よりも小さいのが特徴の一つです。色も赤みはなく、どちらかといえば白に近いです。ただ、一つ一つ硬さがあり、全身にみられます。)
  • 扁平コンジローマ(梅毒性丘疹が肛門周辺・性器・乳房の下・脇の下の湿った部位に症状がみられた時に発症する丘疹です。大きさはバラ疹や梅毒性丘疹と異なり3センチ程で、柔らかいイボみたいな形状です。この症状は分泌物がでます。)
  • 梅毒性乾癬(扁平コンジローマに類似しており、足の裏・掌など皮膚の硬い部位に症状が発症した時に起こる症状です。爪などでひっかくとカサカサした乾燥した皮がポロポロと剥がれ落ちていくのが特徴です。アトピー等の皮膚乾燥した皮膚が落ちる症状と少しにています。)

梅毒の症状・第三期の症状

梅毒の症状は第三期~第四期に至っては「晩期梅毒」と言いいます。梅毒の症状が第三期まで進行するという事は第一期と第二期を放置した結果がこの症状にまで発展します。症状第三期から先は第二期までの早期の梅毒と比較すると感染する力が弱くなります。

よって第三者に感染する事は少なくなり、感染確率自体が下がります。一昔前なら第三期まで放置し、末期症状にまで至る場合が多かったのですが、現代は早期梅毒の時点で治療をしている場合が多いので、ここまで進行する事は実際には少ないといえます。

第三期の症状は「結節性梅毒ゴム腫」が特徴です。文字通り、ゴムのような弾性をもつ腫瘍が皮膚に蔓延し、筋肉・骨・肝臓・腎臓まで内部の器官に広がっていきます。これによって各器官が組織ごと破壊されていきます。この他に重い症状では神経梅毒が発症します。血管が炎症したり、多くの神経症状を引き起こします。

梅毒の症状・第四期の末期症状

梅毒の症状は第四期ともなるといよいよ末期症状となります。感染して経過した時間は10年となります。ではこの末期症状まで上記でお話した内容を全て放置するとこの末期症状となります。

放置といっても何もせずに10年間経過するのと、治療をしたけども、目に見える症状が治まった事で医師の判断なく梅毒の治療を自己判断で中止したりするとこの結末を迎える事となります。

この時はすでに手がつけられない状態まで病状が進行しており、心臓や血管はもちろん中枢神経系まで進行し、脳まで進行すると痴呆状態にまでなるほか、立っている事すらままならない状態となります。日常生活は愚か最後は死んでしまいます。

梅毒に感染してしまったなら絶対に放置するはいけませんし、治療をするという選択肢しかありません。とはいっても現代では末期症状にまで至る事はめったにありません。ではなぜ、梅毒に感染してしまうのでしょうか。ここからは梅毒の原因についてお話します。

梅毒の症状・原因となる梅毒トレポネーマ

梅毒の症状は病原体によって梅毒の原因となる細菌『梅毒トレポネーマ』です。この梅毒に感染する原因といえるのは性交渉によって感染してしまい、これは性感染症です。梅毒の原因菌となる梅毒トレポネーマは感染しているヒトの皮膚、粘膜に身を潜め、性行為を介し次の感染に移行します。

この場合の性行為とはコンドームといった避妊道具をつかわない膣性交だけに限らず、オーラルセックス(キスやフェラチオ・クンニリングス)アナルセックス(肛門に挿入する行為)で感染者の喉と性器、直腸を介して感染します。

母体が原因で子供へ感染!?

粘膜・皮膚に直接触れる事により感染するという他にも、実は母子感染という感染経路もあります。母子感染とは梅毒に感染している状態で妊娠した場合、その胎盤を介してお腹の中の胎児に梅毒を伝染させてしまいます。

これが先天性梅毒と言います。この母子感染というのは妊娠した際に梅毒にかかっている事に気づかなかった又は気づけなかったや、治療をしなかったケースで招きます。ですが安心してほしいのは妊娠検査の中には今は梅毒検査が義務となっているのでそこは心配いりません。現代では母子感染はほぼ100%に近い状態で母子感染を防いでいます。

梅毒の原因は輸血感染もあります。

ここまで梅毒に感染する原因や感染経路について上記で記しましたが、実際に公衆の場などが気になるかと思います。例えば、市民プールや銭湯でいうお風呂、公衆トイレは不特定多数の他人が直接ではなく間接的に粘膜・皮膚を共有する場所です。

そう考えると不安になりますが、実際はまったく問題はありません。梅毒トレポネーマという菌は体の中の体液内という低酸素状態でのみ生息できる菌なので、乾燥している場所や温度の変化にはめっきり弱いという特徴があります。

平たく言うとヒトの体内以外では生きることができません。梅毒トレポネーマが体外へ出てしまうと感染力が無くなり、間接的な感染はありえないといえるでしょう。もちろん例外はあるかもしれませんが、ほぼほぼないと言い切れます。

ただ、血液が原因となって感染する事は考えられます。血液を介して感染する場合は感染しているヒトの臓器・血液提供、感染者との傷口どうしが触れる事が原因として起こります。

ただ、輸血や臓器提供をするヒトもただ提供しているわけではなく、医療機関にて検査を済ませているので、この感染経路で梅毒が感染するケースは100%感染はないと言えるでしょう。やはりいちばんの理由は性行為を介して感染するケースが最もです。

梅毒の検査ってどうやるの?その費用は?

お金

自分自身で梅毒かどうか確実に判断できるのは「バラ疹」の症状がみえはじめた時といえます。しかしこの時点で梅毒の症状に気づき、治療を始める事により良い結果へとつながります。以前は梅毒をはじめ、性感染症の検査というものは病院や保健所でしか検査を行う事ができませんでした。

時代の流れとともに今では自分自身で検査や性感染症の治療など病院へいかずとも、自宅にて行えるようになりました。コストが削減できるから自宅でやるというのはおすすめしません。知識が乏しい状態での自己判断や自己診断は危険という事です。実際に多くが自宅で検査や治療を行っているのも現状といえます。

梅毒検査・病院

梅毒の検査を病院や街のクリニックで行うケースです。男性と女性によって梅毒検査の方法などが異なります。男性は泌尿器科・皮膚科・性感染症科となります。女性は婦人科・産婦人科・皮膚科・性感染症科にて梅毒の検査を行います。

一般的には、その症状が発症した部位や場所を専門にしている病院やクリニックを選択します。例えば、体全体に発疹が現れたのなら皮膚科となります。男性器や膣に症状が出たのなら泌尿器科や婦人科、産婦人科となります。婦人科・産婦人科・泌尿器科・性感染症科とはどういった病院なのか解説します。

これはあくまで推測ですが、
日常生活をしているうえで日頃なじみが薄い分野だと思います。

泌尿器科

泌尿器科というのは包茎・癌など、性感染症に全く関係がなないものでも診る事ができます。平たく言うと尿路系であれば問題なく診ます。ちなみに「尿路系」とは尿の通り道として途中にある全ての臓器に関してです。肝臓・膀胱・尿管・前立腺・睾丸(金たま)・尿道を指します。

婦人科、産婦人科

産科に関しては分娩や妊娠に関わる医学的療法を行う科です。
産婦人科に関しては子宮・卵巣といった女性の体にのみ起きる病気を診たり、治療したりする科を指します。性感染症の検査や相談、治療を行うなら、産婦人科又は婦人科とちらでも問題ないですが、相談の内容に妊娠に関しての事が含まれるケースでは産婦人科が良いといえます。

性感染症科・性病科

泌尿器科と婦人科の中に多くあります。その中でも単独により性感染症を専門としている病院やクリニックも勿論あります。しかしこの種に限って専門で扱っている病院自体が少ないのが現状です。しかし少ないのには理由があります。

性感染症に関する専門医というのが存在していないというのが一つの理由として挙げられます。ちなみに「専門医」とは概念として「大学の医学部にて専門に学んだ人」を指します。実はここ日本の大学には性病科を主体とした講義などが存在していません。平たく言うと大学の附属病院には性病科が無いという事です。

気になる費用について

こういった医療機関では、決まって診察→検査→治療に費用がかかります。街のクリニックや総合病院にて検査だけ行い、その場から検査結果だけを知り帰る患者はいないはずです。病院もなんらかの検査にて陽性とうい検査結果に対し、ではお帰り下さいという対応もありえません。

よっぽどの理由がないかぎりそういった事はないでしょう。また病院に限っては匿名での検査というのは行っていません。健康保険に関しては原則として適応しています。ちなみに、症状自体が何もでていないケースで、本人が念のためにという事で検査を申し出ると保険が適応されない事もあり、全額自己負担になったりします。

病院によってまちまちですが、検査結果によって陽性とうい検査結果がでた場合には保険適用となり払い戻しする病院もあります。こういったごたごたを避ける為にもあらかじめ保険適応の取扱に関しては確認するのが良いでしょう。

費用についても実際に病院によっても異なります。あくまで下記の費用については目安としてみて下さい。

診療・検査・薬に掛かる費用

・診察料:3,000円~5,000円
・検査代:2,000円~4,000円
・くすり:3,000円~

上記で記載している費用は保険を適用としていない金額です。健康保険を使うと3割の自己負担となります。なぜ保険適用外の費用を記載しているかというと病院によって保険適用の基準や判断が異なるので保険適用外の費用として記載しています。

また梅毒の検査のみではなく、他の性感染症と合わせて検査を行う様勧めてくる病院もあります。理由としてはHIV検査は重複感染が多いケースであるという事なので勧められるそうです。勿論セットにすれば一つずつ受けるよりも費用を削減する事はできますが、トータル的な費用は高くなってしまいます。その際は自身で選択して下さい。

これは一つの知識としてお話します。健康保険が適用となると、数日後治療通知が届くのは知っていますか?それはいつ・誰が・何処の病院で診察や治療を受けたという記録が残り、医療にかかった費用がのっています。

さすがに病名まではのることはないですが、診療科目に関してはわかるケースも実際あります。その内容は各保険者ごとに変わってきます。医療通知とうものは健康保険証の「世帯主宛」で郵送されてきます。

何を言いたいかというと、病院にて診察を受けた証拠として配偶者または保護者に知られるという事です。知られたくないという事であれば、検査や治療薬を通販サイトにて購入し、治療を行うのが良いでしょう。この場合のリスクとして病状が進行しすぎていると結果として知られてしまう可能性もあります。

梅毒検査は保健所でもできるの?

梅毒の検査は医療機関のみならず、保健所各所で検査を行う事が出来ます。医療機関と違いは費用がかからない又は匿名での検査が可能という事のみといえるでしょう。実際に保健所にて検査結果が陰性であれば問題はみあたりませんが、一方で陽性の検査結果がでた場合は治療する事ができません。

医療機関であればすぐに治療を開始できます。検査結果によって自身で治療するのであれば問題ないですが、医療機関での治療となると診察→検査→治療という流れになり結果として費用と時間もかかってきます。

保健所の中には梅毒検査を行っていないケースもあります。保健所では検査はできますが、治療ができません。こう考えると初めから病院か自身で検査と治療を行うのが賢明かと思います。

ちなみに匿名での検査は可能ですが無人検査という事はなく、保健所のスタッフによるアンケートやヒアリングがあります。匿名とは言っても対人でのやりとりはあるので「匿名検査」なのに対人のやりとりがあるのは少し気になる部分ではあります。知られたくないから匿名検査を選択しているのに、第三者とのやりとりがある矛盾点もうかがえます。

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