妊娠中のクラミジア検査と治療は赤ちゃんのためにも必要です!

妊娠中クラミジア検査

妊娠女性

別ページでも口すっぱく記述していますが、クラミジアは自覚症状が乏しく実際に感染しているかどうか気付く事も難しいとされています。ただ、症状がでる際には女性が男性よりも強く症状がでるというのは間違いありません。

女性の場合は感染していてもその潜伏期間が長いというのと、初期症状自体も軽いというのが気づかない、気づけない原因となっています。クラミジアに感染している女性のおよそ80%が気づかないといわれています。妊娠している女性の中で、検査によってクラミジア感染している事が分かるのは3%から5%と極めて低いです。

毎年約100万人の出生がある中で、出生の頻度を考えると妊婦も同じ数の存在が単純に分かります。という事はここに3%から5%クラミジアという事を考えると3万人から5万人は検査をするまで気づかなかったという数字を出せます。一概に数字だけでは妊婦のクラミジアと紐付けする事はできませんが、調査上では発表されています。

ここで国として考慮してほしい点があります。妊婦におけるクラミジア感染症の検査を義務にする事だと思います。そうすれば日本国内で出産すると新生児のクラミジア絡みの病気は無縁になります。実際にクラミジア検査が義務でないという事は検査をせずに出産をしている女性がまだまだ数多くいるという裏付けになります。

妊娠中のクラミジア感染による早産・流産の危険

女性

クラミジア感染している妊娠初期から中期にかけて、絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)という病気にかかり、早産・流産をまねく原因となります。お腹の中では脱落膜(だつらくまく)、羊膜(ようまく)、絨毛膜(じゅもうまく)からなる三層の膜で守られています。

脱落膜(子宮の粘膜が妊娠に際し,肥大増殖して厚く柔らかく変化したもので、受精卵の着床によってこの変化が始まり後にその一部は胎盤の構成にあずかる。分娩後に剥離脱落する事からだつらくまくと称されています。

羊膜(子宮と胎盤の最も内側の層をおおう半透明の薄い膜。胎盤胎児側、臍帯(さいたい)の外周を包む、羊膜上皮組織とその下の基底膜、コラーゲンに富む無血管性の機能に直接関与する部分から構成されているのが羊膜です。)

絨毛膜(これは脱落膜と羊膜の間にあり、受精卵が発生し続けるとその外、表に栄養膜細胞の層ができます。発達して突起を出して枝分かれをします。これが絨毛です。初めは全周しますが、後には胎盤の構成部分だけに残るとされています。

その絨毛膜と羊膜に炎症が起こってしまう病気を『絨毛膜羊膜炎』といいます。絨毛膜羊膜炎になってしまうと、羊膜と絨毛膜が炎症してしまった影響で薄くなり破れてしまい、予定より早い時期に子宮の伸縮が始まり、早い時期の破水、切迫早産、常位胎盤早期剥離、流産となる事があります。

※常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)正常位置、即ち子宮体部に付着した胎盤が胎児娩出前に子宮壁から剥離する病態です。

一般に早産は妊娠の22週~37週6日に子供を産む事を指します。早産の怖いところは産まれてくる子供の状態にあります。視力障害などの障害を患ってしまうケースや、精神発達遅滞、脳性麻痺などの危険もあります。

この内28週未満での早産の内7割~8割は絨毛膜羊膜炎が原因といわれています。これはクラミジアの悪行が原因となって引き起こしてしまいます。

妊娠中クラミジア治療と出産時に産道感染する可能性

赤ちゃん

出産する日が近づくにつれ妊娠後期になると、産道感染自体のリスクが出てくるのも事実です。出産時に赤ちゃんが産道を通る時に、クラミジアの病原菌に感染します。これがいわゆる産道感染といわれるものです。妊娠中にクラミジアに感染している事に気づけず、気付かずに治療をする事ができず出産をしてしまうと、新生児結膜炎、新生児肺炎発症のリスクがあるといわれています。

新生児結膜炎は生後5日~2週間に発症します。稀に生後6週目に発症するケースも少なくありません。

症状に関していうと、一般の季節性の結膜炎やアレルギー性結膜の症状とにており、かなりの量の膿を含んだ目やに、まぶたの腫れが目立ちます。まぶたの裏側で炎症を起こしている所からにじみ出た膿などでできた白い膜ができることも少なくありません。新生児内膜炎に関しては抗菌入りの点眼液(目薬)で治療する事ができます。しかし自然治癒する事はないといえるでしょう。

新生児肺炎は生後2週間~12週間で発症するケースがあります。

症状に関して、多呼吸、喘鳴(呼吸する空気が気管を通る時に、ゼーゼー、ビュービューと雑音を発する事)痰、喀血(肺などの呼吸器官からの出血)を伴う咳などが目立ちます。これに関して熱発はありません。

妊娠中でもクラミジアは治療薬で治ります!

錠剤

妊娠中でもクラミジアは治療薬で治ります。ですが、リスクとして考えられるのは上記でもお話した、『早産』『流産』『産道感染』です。妊娠して30週目までにクラミジアの検査をし、感染がわかった時点で治療をします。

かりに、妊娠中にクラミジアになってしまったケースでも、医師の指示通り治療することで、問題なく出産する事ができます。治療方法は薬(抗菌薬)を使って治療をします。 妊娠中は赤ちゃんに影響がないような抗菌薬、マクロライド系のジスロマックなどを使います。

治療法は簡単でジスロマックを服用して1日~7日、時間の経過で2週間~3週間で再度検査を受け、クラミジアが消えていれば完治です。その時点で治療は終わります。期間としては完治までは約1ヵ月と考えて良いでしょう。治療期間を逆算し見積もる事の裏付けが妊娠して30週目までに行うという定義となります。下記リンク先はジスロマックについて詳しく掲載しています

妊娠中にクラミジアを治療薬で治した体験談

私は妊娠をするまで性感染症にかかった経験がなく、というかクラミジア自体に感染した事がなかったので、症状や特徴すらもわからないまま生きてきました。クラミジア感染症をよくよく考えてみとセックス以外での感染がないという事実。

私は旦那以外の男性とオーラルセックスを含む性交渉をしたことがないので、こころあたりがありません。きっと旦那がどこかで感染してきたのでしょう。今現在も旦那にはクラミジアに感染していた事は話していません。

妊娠して10週目あたりで、産婦人科にてクラミジア検査をしました。検査結果は陽性でクラミジアに感染していると医師から告げられました。そのときは焦りました。クラミジアは妊娠中でも内服用の薬で治る事を知り安心しましたが、産まれてくる赤ちゃんへの影響を考えると凄く落ち込みました。

完治すれば問題ないと医師の言葉で救われたのを覚えています。治療の際に処方してもらった抗生物質を1回だけ飲んで、時間経過をみたのをはっきり覚えています。それから3週間過ぎたあたりで、再検査結果は陰性でした。

完全にクラミジアが体の中から消えてくれました。私的にクラミジア感染症のイメージはもっと痒くて、痛くてというイメージだったのですが、症状にすら気づかない。というか症状がないというのが分かりやすい表現だと思います。さらに妊婦にもかなりの感染者が実はいて、検査をしてはじめて分る事もしりました。

クラミジア検査は義務ではなかった事実に驚きました。私はとりあえずという事で検査した結果が陽性だったので、このまま放っておいて出産していると、産まれてくる子供にクラミジアが感染して出生するという事実に申し訳なく思ったのをよく覚えています。

私の場合はたまたまの検査で回避できましたが、もしもを考えると怖いです。クラミジアの知識が乏しくもう少しで惨事を迎えるところでしたが、なんとか回避する事ができました。妊婦さんは絶対にクラミジアの検査をするのが良いです。ちなみに、妊娠30週目までに完治させるのが良いらしいです。

今も旦那は症状について何も言ってこないので、おそらく自身で治療を行ったのでしょう。病院へいくと健康保険適用などすぐわかるので通販サイトを使って治療をしたのだと思います。二人目の出産も考えているので、同じミスをしないように今後はしっかり話し合います。

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